タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

詭弁

茜雲

天使たちの鼓動が 聞こえる夜には 愛情を持たずに育った大人たちが群れ 路上に捨てられた 悪魔の子供は 今日も誰かに殺されて 売られてく あの子誰だい? どっかで見たことあるんだ ああ、そうだ確か…夢で出会ったんだ 彼女はただ、ただ、ただ、苦しいって叫…

LIAR

try!try!try! trashed try!try!try! trance shade cry!cry!cry! crashed cry!cry!cry! crunch shade and so sway

AFTER OF MEANING

君の希望は燃え尽きて 後はただ散り行くだけ 宇宙を泳ぐ魚群から 僕らはちょっと置いてかれ 涙もこぼれず ただそこに浮いている 僕らに意味を求めるのは 僕らの存在を消そうとするからかい? 意味なんて必要ないでしょう ただ 生きている 君の野望は枯れ果て…

甘夏柑

雨上がりの空 彼女が一人 孤独を抱えて そこに立っていた 煙草をくわえて 一言ぽつり 涙を抱えて そっと目を閉じた 寂しそうな横顔に 寄り添う孤独の姿を見て 僕は気まずいから 目を逸らしてあげたんだ 風が体を優しく撫でて なびく少し長い髪に 隠れてた彼…

ゴミ箱

狂ったふりがしたいんだろ? お前のそんな顔が見ていたい どうせなら本当にイカれるまで壊れてみようよ お前の狂った顔を見ていたい イカレタフリなんかヤメヨウヨ 神様なんて存在しないしお前が信仰しているものなんて全部嘘だって お前を全て否定して閉じ…

Butterfly

粘着質な蟲の姿、あまりにその存在が 汚らわしくて、善い。 ヘモグロビンを運ぶポンプにその醜い手をかけて 窒息してしまいそうな恐怖感が、好い。 彎曲したその口の中へ 僕の身体は溶けていって この支配されている状態がたまらなく、善い。 触れる生暖かい…

Thunder

雷鳴によって俺の朝が始まった 閃光は目の前を走る 7時半の夢を切り裂いた 停電によって俺の意識は溶けた 閃光のフラッシュバック 9時半の現実を破いた 俺が今この記憶媒体を押しつぶして 全て忘れさせることができたら 俺だけを見ていることができるのか 落…

日曜日

朝焼けが綺麗だと思って すぐに出かける準備して そんでもって、君を迎えに行って 一緒にそれを眺めようなんて 一瞬の妄想だけど それで満足なんだ 朝起きて嘆くことといえば 雨が降っていて、服もなくて そんでもって、君は予定があって 一緒に何もできない…

Stainless

信じきった君を今更 本当のことを話したら 許してくれるのだろうか 神様なんていないでしょう 知っているだろうけど いたとしても僕たち人間が作り上げたものでしょう だって この言葉を生み出したのも僕たちで 僕たちの脳みそは活動しすぎたから 閉じこもっ…

依存症

君が今 僕を必要としている 僕はそんな君の姿に惚れてから 世界の歯車なんてどうでもよくなった 君は今 僕を試そうとしている 僕はそんな君の姿を探してる 世界をボーイズラブに染めようとしている 依存しなければ 君に依存していなければ 僕は狂ってしまい…

心の奥で

本当は君に救って欲しかった 甘えたいだけだけど 本当は君に頼っていたかった コノカラダニシミツイタ 汚れ 落としたいから 君は僕に愛想を尽かして 徐々に離れていって それでも僕は待っている 本当は君にならすべて伝えても 本当は君にならどんなくだらな…

FRAGILE

足音に気付いて目覚めた ジャリを蹴っ飛ばす 隣の婆 俺は一人で 毛布ん中にいた 足跡に気付いて恐くなった ジャムを塗ったパン カスが落ちる 俺は一人で 遅い朝飯を食う 何もねぇから 壊れそう お前の声が聞こえない お前のメールは帰ってこない 俺は今 何を…

LOLITA DEVIL

君の言葉がほしいだけ 手で触れる約36度の体温を 僕は離したくないの 君の罠にかかってたい 閃きが生まれる約30度の谷に 僕はうずくまっているの 少し君の悪意が見えたよ 殺しにかかる寸前みたいな 悪魔の感度に僕は痺れた 「just a moment」 君の言葉を求め…

TEENAGE BLUES

最後に旅立つ少年は 誰の後にもついていかなかった 最後に彼が手を延ばした時は サイレンが全て奪った時だった 夢の死骸が燃え尽きて 残ったものは何もない

Daydream

今君が僕を この絵の中へ閉じ込めた 僕はその中で 素敵な暮らしができるはず 今君が僕を この絵の中で動かして 僕はここよりも 平穏な生活をしていたんだ

メメントモリ

この車輪の下敷きになってしまいたいな 君は止めてくれるのかな この空気感の刹那に殺されてしまいたいな 君は止めてくれないかな 欲望の中に埋もれた俺を 捨ててくれた君の 救いの手を待っている

キラーコード

風船は坂を駆ける 僕はただ 君の名を呼ぶ 白煙は空を裂いた 僕はただ 君の名を呼ぶ 赤い渡り鳥が君の肩の上にいた 羽ばたいていた 羽ばたいていた 僕はただ 君を見つめる 僕はただ 君を見ていた

ランドマーカー

思いを告げる電車が到着 思いを馳せる僕は心臓がBPM200を越える 思いが爆ぜる寸前君と目が合う 思いは伝う狭い宇宙旅行 僕のマントルが煮えたぎる 僕の中で新しい惑星が ビックバンにより誕生する 思いを乗せる電車が出発 思いを懸ける少年少女の極み達 思い…

リピート

甘えたいの あの日の事を思い出して もう一度、もう一度、もう一度・・・ 季節の変わり目が大嫌いさ ストラトよりはテレキャスの 音色のほうがセツナで良い 甘えたいよ 最後の日をもう一度 もう一度、もう一度、もう一度・・・桜雪の散る頃に 月よりも今日は星が綺…

卒業

風は乾ききって 喉の奥のほうが泣き出しそう 君はいつもどおり 何も変わる事なんてなかった 幸せ? 変わらない事の綺麗さに どこか魅了されていた 変わる事の重大さに どこか恐れを感じていた 君はいつもどおり、君はそのままでいい 俺の思い出のままでいい…

alone world

雨降り 坂の上で 佇む傘は壊れた 君待つ 駅の前で 俺は焦燥を噛み殺した 雨止み 数時間経って 俺は耐え切れず 君の方へ 外れだ その選択肢は 今見ちゃいけない夢だったんだ! 今 現実とやらを俺は殺すと 無条件に夢で襲い掛かってくるんだ この嘘みたいな記…

リノア

熟れたザクロの味を噛み締めて見てた プールから溢れ出した酸性水 猫の目をした猫が鳴いた ちょうど反対の国は昼だった 雨が降り出して、ちょっとだけ雨宿り 手を繋いでた右手だけ 左手のミルクティーより暖かかった 深く 傷を癒そう ここで 笑えれば良い 滲…

Alarm

退屈な日常に嫌気がさした彼は 雲行きを気にして街を歩く 猫を啄む鳥を見て 微かにそれを人間関係に重ねた オレンジの景色 これが見たいから今日も此処へ 羽を広げる僕はいつでも 空を飛べるんだって 思い込んで今日も 景色は逆さまになってるんだ

スネークバイト

君は瞬間 打ち砕かれて無くなった 君はあの時 奴の餌食になって消えた 時速300km/hの渦の中 無数の刃に切り裂かれていった Snake Bite!!

American Drive-through

赤月が映える頃 400の野生にまたがって この坂を上っていくのさ 負け犬のフィーリングまかせ 焼け付いたオイルの味 加速するのさ サイレンが消えるまで 学校に忘れた 木の幹に刻んだ お前の名を思い出すのさ このまま 死んじまってもいいなあ 400の野生にま…

クロール

左手に傷をつくって 自殺希望者気取り 僕にする不幸自慢の数々を 僕はまだ聞いていたいよ だから明日も その些細な苛立ちを話してくれ 「希望なんてない」 「生きていたくもない」 「さっさと死にたい」 君は嘘つきだねって 僕は笑うけど いつもそれはあんた…

Hybrid Sunset

丸めた夕陽の向こうの地図を捨て 今は月が落ちるころ キャンパスに描いた絵を探しに歩いてた 「ヘモグロビン色をした川の側で 静かに泣いている少女の傍へ」 君とのハイブリッド計画を うろつく犬猫同士で戦争です 丸めた地図を拾ったら 山の向こうに消える…

Inside Out

ジャズギターがカラダに沁みる トレモロピッキング 有形の雲 たまに甘く刺すコトバの文字列を 君のためにつづってみた 「シャボン玉は割れれば終わり」 儚いけれど綺麗すぎて 頭を抱え 言いたいこと 全て 伝えられる気がしたんだ 歩くよ 今日はいつもより帰…

クラン

さようならを告げる 0を挿す針 現在の時刻 クランのキスは 甘いキャンディーの味がした 味わう予定 暫くはお気に入り 飽きがくるのは 6に針がかかる頃 君は少し眠りについた 井戸から地下水路へ潜り込む クランのキスは 甘いキャンディーの味がした

Blue

いつかの城→水の中、消える 泳ぐ私→其処に神秘、真実を見る 春の青空→映る、魚は遊泳 確かに、微かに、朧になる 行き場所 無き故 帰る場所 無し イルカは夢を見る 幼を壊す ノイズは洪水の様に襲う 超音波 届かない 沈没船の中で暮らす 欲はなく 静かに願う…