タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

結局言葉でも足りないが

前置きをすると脱線しそうなので簡潔に書く。

オリキャラの解説をします。というかそういうお題に対するアンサーがブログってどうなの?って感じですけど

odaibako.net

立ち絵じゃなくてごめんね。

というより立ち絵だけじゃ説明できない部分も多くて。

オリキャラも数えたらかなり作ったと思うし、色々な変遷を経て、今に至る部分もあるので…

昔話ばかりすると長くなってしまうし、それはそれでデトックスとして別に書こうかなとか思っています。久々に。なんか長文が書きたいのよね。すっきりしたい。

で、キャラも多いってことなんで、今でも動かすキャラを中心に語ります。

もうここは俺のテリトリー、もう好きなだけ吐き出そうかな。見てくれるかもわからんし。でもこういう吐露ができる場所って少なくなったよね、今じゃ何を揚げ足とられるか分からん世の中だし。

そういう意味でブログっていう斜陽コンテンツがそうじゃないのかっていえばそうでもないだろうし。結局文字で人間のすべてを理解するなんて無理だし…って話がそれましたね。すみません。

以下紹介していきます。

 

【キャラ紹介・ハルナラ】

処女作のキャラだけどいまだに描いてますね。この二人。

左が「玄夏向(はるかかなた)」右が「西風相良(ならいあいら)」です。

まずキャラの成り立ちというより、この頃実は漫画を描き始めたんですね。実に高校生の時以来。これの前たたき台的にTwitterで連載したのがミウラちゃんと呼ばれるドラゴンと、相良の兄にあたるゾンダとのラブコメ(?)みたいなものを描いたんですけど、とにかく、キャラが浮いている感じと話が逆に地に着きすぎている感じがめちゃくちゃ自分の中で変な感じがしていたワケです。

何が言いたいかっていうとキャラクターがファンタジーなのに、話は結構現代のしかも日本だ、という舞台設定にめちゃくちゃ気持ち悪さを感じて、その時俺は、ああなんというか俺が書きたい話、ストーリーって別に舞台が突飛なものではないな、と思ったので、それまでキャラクターの名前って中学のころから、やっぱりカタカナのなんかカッコい~感じの名前とか、そういう引用があって作っていたんですけど、それをやめることにしました。

そこでさらに漫画を「楽に描く」という感じの方向転換を図り、絵はかなりデフォルメに寄せようと思い産まれたのが彼らです。

で、当然名前も日本名にするわけですが、当然キャラクターにそんな名前を付けたことがないので、引用や印象、あと個人的には音の響きを大事にしてました。

読んだ(呼んだ)ときの感じで、まあこれは完全に俺がキャラを作るとき、頭で動かすことが原因になるんですけど、頭の中で呼ぶときに、パッとハマる感覚なんですけど、まあ伝わっても伝わんなくてもいいですね。

で、そんな名前なんですけど、初めて付けるときってまず苗字名前どっちから考えたらいいかもわからなくて、夏向に関しては苗字から決めました。

まあシャチなので黒っぽい苗字がいいのかなと安直なアイデアから検索をかけ、玄の字の持つ意味には黒、深い、はるか…などという意味があるらしいということから、ハルカと来たらカナタだ!という勢いで決めました。

夏向の字に関してはカナタで検索して出たものから引っ張ったので、理由のひとつは夏って字が海を連想するので(これも個人的意見)やっぱ海獣には季節欲しいわ~という単純な理由です。多分今思うと一番スピーディーだったと思います。

話題をそらすと、夏向に今後家族キャラを出すときには絶対ミライとか出すとかも考えました。

で、キャラデザ

このデブシャチ、当時の挑戦のひとつで「目を描かない」というのがあるんですが、それで表情を出すというより、それで感情が伝わったり、伝わらなかったりする苦悩みたいなものを描きたかったんだと思います(多分)

(アイパッチのおかげもあるけど)結局顔に出てる気もするのでまあここは…

ちなみにあとデザインで細かく決めてるとことかないんです。こういうラインで引くとか決めてるわけじゃないので時期によって顔が変わります。その時一番かわいいと思った線を引こう!それがすべてです。

 

では続いて相良くんですが…

そもそも、そもそもね、このキャラはこの兄の派生から生まれたんです。

まず兄の名がゾンダ、弟がアイラで、元ネタは自動車(パガーニ・ゾンダ/パガーニ・ウアイラ)から。

苗字も名前もそこからの引用でゾンダ、ウアイラは風の名前ということから。

西の風でならいというのはたまたま見つけた読み方なんですが、なぜ西かと言えば、西洋竜がモチーフにあった為というのがあります。兄ゾンダには尊大という当て字をしましたが、まあ幸か不幸か、相良が兄コンプレックスを抱える弟という役になったのでそういう意味もあって良いと思ってます。

相良という名前の字に対しては変換中に出てきたものから。地名らしいですが発音は夏向と同じイントネーションのイメージです。相性、相手に良くしましょうみたいなニュアンスの意味が含まれそうで良いなと、そういう自分の中の父性または母性から決めました。

ちなみにこの兄、私の初代(/大)性癖であるクールで2枚目で完璧、という要素を持たせたくて産まれたんですが、いつの間にか太ったし、性にめちゃくちゃだらしなくなりました。でもまあ、好きなんですよね。

で、弟の話に戻しますが、そんな兄と逆にエロティシズムから離れたキャラにするのが目的でした(そうはならなかったけど)。

性格に関しては後にはあまり出てこないタイプの元気さとピュアさ、少年としてもなかなかないくらいまっすぐな性格をしていて個人的には後発で作ったキャラでこれに近いことはあってもここまで純情な子はいないです。

キャラデザなんですけど、これがまた2・3転していて、そもそも最初の話だと西洋竜とありましたがつまり翼もあってもっとドラゴンらしいデザインがあったのがこのキャラ達の原型です。その時何か、まあハマっていたのか、牛の頭蓋骨やら、羊の頭蓋骨やらとやや悪魔的なデザインとのミックスが生まれ、あとこれはタイミングの問題ですが部長はオネエという漫画も近くにあった為か、そういった意匠が盛り込まれて生まれたような気がします。

この子ら、そういえば初期はどちらもスリットだったんですがいつのまにか外につきましたね。別にどっちでもいいんですけど(よくないか?)年々そこまで動物に寄らなくてもいいか…ゲイだし…という気持ちになったことが原因です。

あと相良くん、太りすぎ問題ですが、これは問題ないです。先にも言った通り、可愛ければオーケーなのでキャラのデザインぶれとかそういうことではないのです。(言い訳)

 

あとお気づきかと思いますが、ハルナラは二人の名前から付けられたタイトルです。

これは当時同居していた友人のアイデアです。

〇ハルナラ作中の他のキャラについて

八尋宇実、三宅二常、羽柴涼、件光太郎、中出史明

名前については、同じくらい考えがあったりなかったりしますが、ハルナラ~ユースフルの作品についてはまあ、やっぱり実力不足感と自分で納得のいかない部分も多くていずれにしろ焼き直しだったり、挑戦という言い方にすればキレイですけど納得のいかない部分も多くて、この辺の追加用に作ったキャラ(雑な言い方)はおそらく二度と描かないかと思われます。他で補えちゃうし。

 

【キャラ紹介・兎にも角にも】

1LDK・としのさ(海と山椒魚)はいったん飛ばします。わりと1LDKはちょいちょい描いてるけど、設定云々はあまり意識しないで描いてるし…余裕があれば後程。

最近描いたのがこれしかなかったので。

左が天王寺美角(てんのうじ みかど)右が卯垂真陽(うすい まひる
天王寺くんは正直名前で呼ぶことがない設定なのでキングというあだ名をつけたかったため、天王寺(大阪で見たことがある)+みかど(を当て字でドラゴンだし美しい角)としたら、そのあだ名もふさわしいかなと言う…雑な発想です。

本人はキングと言われるのがちょっと嫌だけど文武両道・品行方正が服を着て歩いているみたいな設定にしたかったのですが、どうにも変態性のほうが目立ってしまったのでそこは実力不足ですね。まじめないい子という部分しか描けなかった…。

キャラデザはモブキャラを意識しました。なんで?って感じですけど、私のヘキの部分でモブ顔の子ってなんか性が匂った瞬間めちゃくちゃ、ギャップで萌えるのがあるのでそこきっかけですね。多分後に描きますが慧くんにも通ずる部分です。

で、卯垂くん。たまたまですけどいい苗字ができたなと思います。わかりやすく垂れ耳ウサギを表している苗字で、音の響きも普通だけどちょっと珍しい感じで。

真陽はなんでこの字になったんだろ?あまりこの下の名前が使われることもない予定だったんですけど真っ白なウサギって太陽のにおいがしそうだったからかも(適当)

正直このキャラ達に関してはひとつ、自分の中でようやく自分の絵を自分で受け入れられるようになった感じというか、そういうデザインに行き着くことができたきっかけのキャラクターです。

正直、この本が出た2019年、それまでほんと~にモフモフ系のキャラ描いても可愛くならんし苦手だったんです。

デフォルメに頼ったのはその苦手を克服したかったんですけど、その間で出たものでもなかなか納得はいかず…卯垂くんとかはようやく「可愛い」にたどり着けた感じがして、特にニヒルなキャラクターというのも描いてて楽しかったというのもあって地味に気に入っています。垂れ耳かわいいよね。

毛の流れとか若干設定があるというか、キングとは逆に流そうという意識で描いています。ピアスをつけたりつけなかったりしてますけど、まあそこはどっちでもいいです。外すこともあるでしょそりゃあ。

兎角、このキャラたちはこの程よい丸いフォルムで描くきっかけになりました。

クレヨンしんちゃんが小さい頃から好きな俺的には、なんか個人的に納得のいく自分のルーツに触れた感じもします。

キャラクターを描くようになったのは確実にNARUTOなんだけど。

 

【キャラ紹介・ハッピーエンド】

田中治(たなか おさむ)

で、その兎に角の流れのまま描き始めたのがこの話なんですけど、コロナやらなんやらで色々流れたのが結果Twitter連載漫画になったわけですけど。

この漫画の主人公、これはある程度明確な目的があったのでキャラデザも名前もホントある程度で固めて、ある程度で動かすという前提のキャラです。

治くん、結果的にまあまあ可愛くなったのかなと思いますけど、話が中心にあったので、前作である程度描けると思ったとはいえ、まだ正直自分のもふ獣人系キャラは可愛さで天下取れんよな…と言う気持ちがあったので、それを逆手に取り、可愛さが中の上くらいの、エロ投稿でいいね数を伸ばし、ほどほどにモテるけど彼氏が出来るわけではない、人間的に成熟できていないタイプの大人、というか、この話の主軸にしたかった彼は、自分に自信がないけど、自分を愛してほしいと宣うような、そういう男を置きたかったのでちょうど、デザインもそういう感じにしようと思って書きました。

というか今回の話は名前ももちろんそれなりに大事にしているんですがキャラデザに初めてめちゃくちゃ重きを置いたというか、当たり前ですけど、デザインって大事だなと思って描いた作品ですね。

田中にした理由は、こういう視点のこういう人物に重なる人間、いるんじゃないかなあという思いから、あまり個人特定できるような名前にするとあまりに実体験ぽくなりすぎるので逆に仮名らしさが出る、という理由と、たぬき・たなか、の響きです。

治はなんでだろう。太宰治なんですかね?中二病ですか?

黒岩慧(くろいわ けい)

アイドルですね。俺の中の好きをぎゃんぎゃんに詰め込んだキャラクターです。

性欲モンスターのイメージが先行しますが、元来はもうちょっと引っ込み思案にする予定でした。巨体に悩む、でもそれを武器にして生きている感じを描こうと思っていたんですけど、もうそこを乗り越えた、自分の事をしっかり自分で愛せるキャラになりました。そのほうがいいね。

黒岩っていうのはなんかエッチなAVのサンプル動画を見たときにほ~~と思っていて、なんかいつか使おうと思ったんですけど、ちょうどよく来たというのと、慧という名前は好きだったセカオワのVoから引用…もしくはテニプリの田仁志くんですね。まあどっちもか。

デザインには海外の人からはファニーゴジラと言われたりもしましたが、どっちかっていうとますだくんです。隣の席の。絵本の怪獣みたいな、そういうチープでかわいくて、でもちゃんと怪獣しているというのがテーマで、よく描く横向きの絵では角が3つ見えるのがポイントです。

 

砂川耀汰(すながわ ようた)

作中ヒロイン(男なのに?)のこの子、健気だけどちょっと重くて、ちょっと面倒くさい、そういうキャラクターを描きたかっただけなんですけど、せっかく性欲全開のキャラ作ったわけだし、今度は見た目を俺の好み全開にしようというスイッチの踏み方をした、これも新しい試みです。

サメと通称して私も否定しませんが、サメモチーフ+イルカ(実際親はおきごんどうとイルカ)みたいな設定にしようと思っていて、サメの要素は実はあるようでないような感じのキャラです。尾びれも横だし、サメのようなえら穴を描かないのもそういう理由です。

前作で東京を希望のように描いたので、東京だからって何かが大きく変わるわけでもない、暗い話を描くことは決めていたので、この子は上京者にしようと思って海洋生物なら沖縄!という安直さから名前を決めました。

そしたらたまたま砂川(うるか)という地名があると知って、イルカでもオルカでもないちぐはぐな感じが、このキャラにしっくりくると思って苗字に設定しました。

うるかだと流石に読み方が難しいので、そこはスナガワにすることで回避し、下の名前の耀汰、漢字からちょっとキャラの明るさが光るような感じにしたいことと、名前の響きはこれまた好きな、SPECで神木君が演じていた、一十一の本名から。

 

玉城琉(たまき りゅう)

そしてテコ入れのように追加した、耀汰の元カレ君。

これは何というか、描いている途中からただ別れてしまう耀汰が可哀そうになってしまい、耀汰がなぜ上京したかという根底から考える事にして、追加しました。なんかつるぷに比重が高かったのもあって、ちょっとモフ寄りの中間キャラを作ろうと思って結局ドラゴン+シーサーという、なんともなハーフが出来ました。

これもまた後で足したなんとなくな設定ですが、クォーターくらいの血のイメージが確かにあります。

耀汰を守る・耀汰のことを愛している、にもかかわらず、自分の欲でちょっと振り回してしまう、不器用なのが良くも悪くも男の子という感じの意識で作りました。

毛が濃い・体を鍛えている、という新要素(筋肉は過去2作くらい挑戦したことあったけど)もちょっと挑戦ですね。

耀汰が彼とくっついて幸せなのか?という問いには答えられませんけど…

玉城はまた耀汰と同じように沖縄地名というのと、琉は実は完成する前からりゅうと呼んでいたので、ザ沖縄地名の琉にしました。竜だとちょっとキャラに引っ張られちゃいそうだし。。

 

 

他に

久留生研磨(くりゅう けんま)

とか

牛尾圭佑、鰐淵悟(1LDK)

とか

睦月柊士、雨多昇(としのさ・海と山椒魚

とか居ますけど

たまに描いてますけど、色々、キリがないのでいったん終わりますね。

 

それではまた。