恋人達はネオンの街を歩む
俯いた身体を止めると紫色に絡み合う
そんな エクスタシー寸前の世間
ゆとり達はタバコの煙を吸う
傾いた性格を見れば直ぐに人を殺す
そんな プライバシー過保護の街
だから お前よ もっと傍らに居て
薬を少し分けてくれ
一度顔を思い出すと 今日も眠れなさそうだ
大人達は心無い言葉で言う
生きてきた時間を悟る様に語り出す
そんな バースト寸前の空気圧
だから お前よ もっと手を差し延べて
俺を少し求めてくれ
一度目を見つめ合うと 今日も壊れそうなんだ
お前の手が 顔がもう少し傍にあったのなら
この道路上で寝転ぶ身体に 触れる事ができたのかな