タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

OUT OF THE BLUE

夕方線を歩く 俺は今ティーンエイジャーの終わりを告げる
この風景を君と眺めた時の俺達は きっと綺麗な風景だったんだろう
ノスタルジアに浸る 月光がやんわり射す
後三本のタバコに火をつけて ふと、空を見る

あの赤いロボットには 感情があって
少なくとも俺に流した涙は本物だったろう

夕方感が気持ちいい この甘酸っぱい キラキラした少年少女
俺はいつから この景色を眺める側になったのだろう

空中線を描く 鳥は今青い春の中を泳ぎ回る
この風景を君と歩いた時の俺達は きっと桜色に染まる画だったんだろう
ノスタルジアが刺さる 月光がただ眩しくて
部屋の電気を消し去って ふと、涙が

この世界の果てには 時間がなくて
少なくとも俺が過ごした日々は輝いてたろう

開放弦が気持ちいい ただ響く5フレット差の キラキラした少年の音
俺はいつから この音色を聞き取る側になったのだろう、嗚呼
気持ちが悪い
夕方が何故か眩しくて サンバイザーを降ろしてた
あの頃見たこの風景は いつか消えちまうんだろうな