2008-04-16 最果ての楽園 詭弁 海の底のように深く舐めあって 五本指は互いに傷つけあった 堕落官能 僕の本能 マムシ色の舌を這わせて 立体的な浮遊感覚に 僕はそう自虐 空の彼方のように透明になって 涙目は互いに吐き出しあった 娯楽堪能 僕の本能 罪と罰に足をもがれて 耐えられない安心感は 僕に相似して 感じられるだけ感じなさい 罪は深く味も深く堕落 月は落ちて悪魔になった 空に輝く星はただの慾に 太陽さえも殺す僕らの目に 明日はいつくるんだろう