タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

脳みそこねこね困憊る。

お婆ちゃんの部屋の小さな目覚まし時計は、アラーム音がクラシック曲で多分4種類くらい選べたんだけど、その中の一つ。メヌエット
メヌエットと言えば、バッハの方を普通は連想するが…何でか知らないけれど、こっちのメヌエットを先に覚えていて、単旋律だけの短い繰り返しのアラームだったがやたらと印象に残ったのは覚えてる。
この曲、今聞くとその少年の心を捉えたものとはイメージが違うのだけれど、なんというか、こういう喩えは間違ってるとか言われたりしたらまあ違うんだろうなとか思ってるけれど、A→Bメロで言い換えると結構強引な展開をするところが好きだったんだと思う。僕はしかも所詮アラームで覚えているので、そこだけの繰り返しで覚えているから尚更である。もしかしたらポストロック的ルーツもそこから来ているのかもしれない。(こじつけ)
というかこのブログ、本当に散漫としていてまさに俺って感じの記事で埋まっていくなぁ、と思いつつ、今日も今日とてノスタルジーに身を浸すのである。
ノスタルジーと言えばあれだ。Undertale。

今更語ることはないので、俺はこれでSteamを知った。知ったというか、知っていたが、使用したことがなかったので、今回使って初めて知った。
まぁ一応知らない人のためにUndertaleを説明するなら、昔のRPGゲー得てしてマザーシリーズに近い空気感とストーリー、それに交わることのなかったシューティング要素のある戦闘。まあ、一番はストーリーというか、そういうところに引き込まれている。
実際ファンも多いし、音楽もかなりいい。やったことがない人にはぜひやってもらいたいと思うが、Steamは多分PCを使わない人にはハードルが高いんだと思う。携帯ゲーとかニンテンドーの筐体に移植されることがあったらぜひやってほしいと思う。それはさておき、俺が紹介したいのは今回こう日の目を見る機会の少なそうなやつだ。

もうね、この毒々しさ、惹かれないはずがない。
全編を通してクレイアニメ調のこの質感。アクの強さがグンバツである。
それでこのゲーム、英語しかないので、おすすめできる要素は正直少ないのだけど、言葉がわからなくてもプレイはできる。というかRPGをやってきた人間なら、なんとなくわかる。
ちなみに英語のセリフなどは調べてみたりもしたけれど、最終的によくわからない。

ランダムで変わるらしい。なんだそれ。つまり意味がないのでは…?
仲間を一人増やす方法がわからなくてだいぶ迷ったりもしたし、雑魚戦にも勝てなくてだいぶ焦るし、リスボーン地点的なところで、塞いでる魚に話しかけたり、なんたり。
でもなんとなくでプレイできます。多分。飽きなければ。
探索するというほど序盤は探索できるわけではないので、多少の英単語を理解できていれば詰むことはないはず。また、このゲームはレベルアップという概念がないので、基本的に防具と肉でなんとかしていく。
魔法はなぜかテレビで覚える。
ざっくり説明すると難易度は高そうですが、基本的には普通のRPGでした。それがまた良かった。ラスボス戦とか、ドラクエとかやってる気分だった。強化して殴って回復して、云々のRPG。多分普通のよくあるRPGだったらもう俺はやらないと思うんですよ。大概魔王的なやつを倒すって、なんかストーリーわかっちゃうじゃないですか。そこでこれ、テキストが読めない。し、異形頭である。要するに目的がイマイチ見えない不透明感も、ちょっとした味だと思える。感情移入できないっていうのも、まぁ不思議なもので、この世界感と合わさって、変な夢を見ているような気持ちになれる。夢の中での冒険活劇、みたいな。
面白いといっても、人を選ぶので、興味がある人はぜひ。俺が買ったときは300円くらいだった。
まぁ無理してやるようなものでもないのかも。普通にUndertaleやってください。それで余裕があったらHylicsの方も触れてみると面白いですよ。
他にもLIMBOとか面白いゲームはあるんだけどね。