タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

32gとbackhoe

遠近法とかを駆使して
何もかも遠ざけたいなぁ
わかったフリすんのはもうやめて
何もかもどうでもいい なぁ

君の手はちょっと冷たくて
何かちょっとビックリするんだ
よくある話に手を重ねて
「心が暖かいから」なんて笑って

不器用でもその君の手を
優しく両手で包みこんで
不器用な僕は笑うしか
できなかったけど居場所があった

君の手は真っ赤っ赤な手
愛されたくて汚した手
何もできなくてごめんねって
こっちの台詞って言いたかったよ

左手首に遺された
長袖と時計で隠してた
わかっていたけど怖かった
何をすればいいのかわからなかった

不細工なほど泣き崩れ
あっけないほど僕は情けなくて
不器用に僕は君の事を
撫でてやることしかできなかった

辛い時は
泣いていいよって
他人事みたいなこと
言ってしまってたな

僕の心はきっと冷たいね
君のこと何もわかってやれなかった
気づいて欲しいのならば
言って欲しいなんて、馬鹿だよなぁ

不器用で何もできなくて
不恰好に着飾らないで
もっと素直に君の事
まっすぐに愛せたらよかったな

不器用でも君の全てを
優しく両手で包みこんで
不器用な僕は泣きながら
ごめんね、って謝って
優しく言ってやれればよかったな

優しくできたらよかったな