2008-11-09 犬 詭弁 風が吹いてまた木の葉を散らし 目の前を瞬間風景画 朝は寒く両手足の動きは取らず 僕は静かに吼える 空はきっと高く 広く 青く 澄んでいるだろう 見上げても僕に見えるのは酷く霞んだ曇り空さ 小屋に篭り役目の仕事をせずに 僕は眠りこける 夜は襲いかかるような獣達に 脅えて泣いた