2008-10-22 葬列 詭弁 静かな眠りを越えて 右手を小さく添えて 君の寝顔を見ていたんだ 親愛なる 愉快獣が 雨中に溶けて消えて 君の目を濡らそうとしたんだ 死別を交わした後は 誰かが泣いたの見たっけ 機械みたいに 俺は立っていたんだ 十年前 十年も前 七月の眠りの中