タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

ラン

なんだかこの夜が

僕に話し掛ける

なんとも言えない月

僕には見えなかった

美しい横顔

煙草がよく似合う

見とれて戻した昼

消化不良の胃液

爛々 ゆっくりと歩いた

110円の道を

爛々 多分いつかはそれを

思い出すのが癖になる

なんだかこの夜は

僕によく似合ってる

なんとも言えないよね

僕には答えがないよ

美しい女の

身体ほど醜い

見とれて戻した日に

身体ごと燃やした

爛々 うんざりとしてんだ

この日の煙ほど

爛々 多分嫌いになるのは

この日っきりだろう

爛々 ゆっくりと零した

110円の紅茶

爛々 多分いつかはこんな

思い出も忘れるさ