タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

アルガード

居なくなった彼のこと
俺は思い出してお前に重ねた
それは純粋な防衛本能
きっともう傷つくのが嫌だったんだ

触ろうとした体のこと
俺は思いだしてお前に重ねた
それは純粋な慈愛妄想
きっともう泣くのが嫌だったんだ、そうだろう

全てはこの世の終わりになる度美しくなる
それを知ったのは つい最近
果ててしまえば輝きだすのは もうそこに居ないから

今一度 お前の手を触りながら
顔を傍に寄せてもいいかな
少なくとも俺には この残酷な終わり方を
認めたくなかったんだ...