タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

ラストゲーム

この青い路地をゆく
二人でいた記憶をたどりながら僕はゆく
この長い旅路をゆく
二人でいた記憶を忘れながら僕はゆく

何故だろう 爆弾のように一瞬だった
それはとても長いドラマ
何故だろう 夢のように儚い時間だった
それはとても長い睡眠

どこにもゆかない記憶に尋ねる
しかし記憶は同じ答えしか言わなくて
「鍵」だという単語が妙に響いた

星の夜は涙浮かべながら 鼓動の歌を届けにゆくよ
「我は旅人 汝の行き先など興味はない」

どこにもゆかない音色に尋ねる
しかし音色は真実の答えを詠って
「夢」だという単語が妙に響いた