タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

クラムボン

かつて偉大な人物が描く世界を
僕は追い求めてみたいと考える
自分自身には辿り着けぬ場所であろうとも
心象の在り処は其処にある事を願い

僕はこの今の躍動する心臓
メトロノームの様に正しく刻む 鼓動のリズム
正しくは 歌のように
これを一体誰に伝えようか

例えば 君 僕の言葉を捕らえることは出来無いだろう
朧月みたく 霞んで見えてしまうだろう
例えば 空 僕の声が届く事は不可能だろう
雪融けみたく 融けてなくなってしまうだろう

ふわふわと浮いている埃みたいに見えない
君には 僕の言葉なんてそのような形状でしかなくて
回る望みの方向性 見つける事は難しく

かつて僕と君とが歩く世界を
僕はもう一度共に歩きたいと考える
自分自身には現在不可能であろうとも
心象の在り処は其処にある事を願う