タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

君の気配

夏草が揺れている
青い夜死んでゆく

夏草は風と解け
君だけが死んでゆく

青い夜の咆哮が 自分によって殺される
雄ライオンのタテガミが夏草の色に解けていく
曖昧な相思相愛 君の目玉が小さく揺れる
電気機器の反動が熱に浮かされ揺れている

夏草はボクだけを
殺してく生きている

夏草が君を待つ
秋風が吹きはじめ
やっと気付き始める

夏草が揺れている
僕だけを殺してく