タチコマ・アパシー

雑記。過去もすべて受け入れた。

MASK G

液晶画面に 意味も無く 視覚を駆使するんだ
まるであの星のように 手の届かない所にある存在が
疎ましくて 愛おしくて 何度も抱く夢を見て

Gは僕を加速させて
引き剥がそうとする 周囲の視線を
俯き 空を見下ろした

同性愛者に 意味も無く 軽蔑を酷使するんだ
まるであの戦争のように 手を出せない所にある存在は
悲しくて 見窄らしくて 何度も約束をして

Gは僕を思索させて
キミ探そうとする 終始の付箋を
下向き キミを探してた

僕はキミを切り裂いて
消えてしまった"MASK G"
引き剥がそうとする 銃器の軌跡を
俯き 僕を見下ろした